よがてるよの「天地満開」

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売春窟に住む子どもたち
"BORN INTO BROTHELS"
〜未来を写す子どもたち〜




こないだ誕生日プレゼントで友達から写真集をもらった。

"KIDS WITH CAMERAS"
という名前の写真集。




アメリカ人の女性がインドのコルカタの売春窟に住む子どもたちに、自由に撮影していいよ、とカメラを与え、撮った写真を現像してそれについてみんなで意見を言い合ったり、撮り方について教えたりという写真教室を開き、子どもたちが変化していく様子を撮影したドキュメンタリー映画「未来を写す子どもたち」の写真集だった。

アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞を受賞していた作品だったのに、
最近めっきりマスメディアから遠ざかっていたため全く知らなかった。


そして今日そのDVDを見た。


久しぶりにすごく心を動かされた映画だった。

売春窟に住む子どもたちが、カメラを与えられてものすごくキラキラした目で写真を撮り、
自分の中に眠っていた才能や自分を表現する方法を見つけて大きく変化していく様子がありありと伝わってきた。

そして、売春窟に育った彼らがまともな教育を受を受けられるように、子どもたちが撮影した写真の写真展を開催して資金を集めたり、組織を作ったり、ドキュメンタリー映画を制作したZanaという女性のものすごいバイタリティと勇気に、ただただ圧倒された。

ただでさえインドという国では何事もまともには進まないのに、ましてや売春窟の子どもたちに教育を受けさせるために動くなんてことは、想像を絶するような苦労があったに違いない。
多くの人の協力があってからこそ実現したのだろうけど、それをやろうと思った勇気と、途中で投げ出さずにやり続けた忍耐力はハンパないと思う。


私は本当に恵まれていて、
日本という豊かな国に生まれて育ち、
家族にも友達にも仕事にも環境にも恵まれ、
毎日幸せを感じて生きている中、
世界には悲惨な状況で日々を生きている人たちが山ほどいるのだ。

映画の中で女の子が、
「でもね、貧しくても幸せに生きていけるのよ」

と言っていた。

売春窟で生まれ、育っている子どもたち。
家族も親戚もずっと売春窟で生活し、大方そこで一生を終える。
まともな教育を受けるお金も機会もなく、
女の子たちは10代前半でもうお客を取り始める。

それでも幸せ、と思える、思おうとしている彼女。


将来の夢など絶望的な環境にある彼らが、
レンズを通して自分たちの未来の夢を膨らませていく姿を見て、
ものすごく感動した。

それと同時に、いかに子どもの時に想像力を大切にしてあげることが大事なことか、
改めて感じさせられた。


そして彼らの写真がまた、クールで芸術的なのだ。
子どもっていうのは、本当にそのままでアーティストだと思う。




ぜひ、多くの人にこの作品を見てほしいです。


BORN INTO BROTHELS
〜未来を写した子どもたち〜
http://www.mirai-kodomo.net/

「Kids with Cameras」
子どもたちを支援する組織
http://www.kids-with-cameras.org/home/


子どもたちの写真
http://www.kids-with-cameras.org/kidsgallery/

コメント
from: momotaro   2009/11/03 1:13 AM
てるちゃん。こんばんわ。

驚いたなぁ・・・(-。-) 溜息。てるよちゃんのところでこの問題に遭遇するとは。(;ーー)

インドは根深いカースト制度の中にその根源があるね。同じ魂の中に生きる事を、どうやったら理解出来るようになるのだろうね。たぶん人類普遍のテーマだと思う。僕らは絶望を感じている暇は無いよね。

ポレポレ中野やアップリンクは欠かさないつもりでいたけど、新たな気づきに感謝します。
チベットを見て来て思ったことがひとつあります。
チベットで暮らすチベットの子ども達は、不幸ではないかな?って。幸せでは無いかもしれないけど、でも不幸じゃない。
インドに暮らすこの子ども達も、不幸で無い事を願う次第です。

この子たちの輝く笑顔を見れば僕らは何かを感じるよね。
サイト。ゆっくり読ませてもらいます。

気づきをありがとう。
この子ども達がお腹いっぱいご飯を食べられて、愛のある大人の中で暮らせることを願います。
from: yukari   2009/11/05 10:42 PM
この映画、都内で上映会やってた時に見ました。
アメリカ人の彼女が、インドの売春窟に住む子供たちを寮生の学校に入れるのって本当に想像以上の努力が必要やったと思います。
学校側だけでなく、子供たちの家族にも了承を得なければいけないし、必要な書類を揃えるのには大変な時間と苦労と忍耐が必要だったと想像します。

彼らの写真、活き活きしていて好きです。
まさかここでまた彼らの写真に再会するとは思いませんでした・笑

また何処かで彼らの写真に再会したいです。
再会できる場がどんどん増えていけばいいな。
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